1997年より、アジアを拠点に活動。アジア太平洋地域のプロジェクトファイナンスおよびプロジェクト開発案件を手掛ける。アジア太平洋地域の最大級かつ近年注目を集めた多数の案件において、レンダー・スポンサー両サイドの代理を務めた広範な経験を有する。インドネシアのプロジェクトファイナンスとエネルギー分野、ならびにシンガポールのプロジェクトファイナンスとインフラストラクチャー分野におけるトップクラスの弁護士として知られており、Chambers-Asia Pacific 誌より優れた弁護士との評価も受けている。

第二東京弁護士会の外国法事務弁護士。

  • インドネシア南スマトラのランタウ・デダップ地熱発電プロジェクト(出力98.4 MW)に対する7億米ドルの融資案件において、ECAおよび民間銀行を代理。
  • 西オーストラリア州ピルバラ地区のロイヒル1鉄鉱山プロジェクト(高品位鉄鉱床の大規模開発および付属する港湾設備と鉄道インフラ建設で構成される世界最大級の総合鉱山プロジェクト)に対する資金調達案件において、Roy Hill Holdings Pty Ltdを代理。
  • 西オーストラリア州沖合のイクシスLNGプロジェクトに対する200億米ドルの融資および開発案件において、レンダーを代理。
  • ベトナムのMong Duong II石炭火力発電プロジェクト(出力1,200 MW)に対する融資案件においてレンダーを代理。
  • シンガポールのJurong Aromatics石油化学プロジェクトの開発および20.8億米ドルの資金調達案件においてJurong Aromatics Corporation Pte. Ltdを代理。
  • パプアニューギニアLNGプロジェクトパプアニューギニアのPNG LNGプロジェクトに対する140億米ドルの融資案件において、ECAおよび民間銀行を代理。
  • インドネシア、ジャワ島のパイトン3発電プロジェクトに対する12億1,500万ドルの融資案件において、JBICおよび民間銀行を代理。
  • Qatar Gas Transport Company Limitedの完全子会社であるNakilat, Inc.による最大27隻のLNG船建造/購入に対するECAおよび民間銀行による融資案件ならびに同時進行の144Aに準拠したシニア/劣後ボンド発行においてNakilat, Inc.を代理。
  • AESコーポレーションとタイの独立系電力会社であるElectricity Generating Public Company Limitedから、Masin-AES(フィリピンのマシンロック石炭火力発電所運営企業)を19億米ドルで買収した案件においてSan Miguel Corporationおよびその子会社SMC Global Power Holdings Corp.を代理。
  • インドネシア北スマトラのサルーラ地熱発電プロジェクトに対する融資案件においてJBIC、アジア開発銀行(ADB)および民間銀行を代理。

Bar Qualification

  • England and Wales (Solicitor)
  • Japan (Registered Foreign Lawyer)

Education

  • Bachelor of Laws (LLB), University of Western Australia, 1995